Chance favors the prepared mind

ゆるく楽しく英語を続けています。 最近は多読がメイン(2014/4、200万語通過)。 TOEIC:895(2012/11)。

タグ:SF

ヤングジャンプでの連載や、トム・クルーズ主演での映画化された作品です。

タイムループ系のSFモノ。 もともとは日本人作家のライトノベルらしく、
それが海外で翻訳されて人気が出たみたいです。
逆輸入的な感じですが、あえて(英語に)翻訳されたバージョンでトライ。
ライトノベルが原作のためか、先にヤングジャンプでマンガを読んでいて
ストーリーは知っていたことを差し引いても、読みやすい文章でした。 
YL程には感じませんでしたね。

おすすめ度:★★★★☆
YL:7.0
語数:40,000万語 


これまでの合計で209万語達成。 
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

多読シリーズ。
Cambridge English ReadersよりDolphin Music(Level 5)です。


Cambridge English Readersは、これまでに何冊か紹介している
Penguin Readersと同じく語彙制限本で有名な出版社。
Penguin Readersとの違いとしては、大人向きの作品が多く
いずれも書き下ろしの作品となっています。
Kindle版が多く出ているところも魅力的。
まだ1冊目でこれから色々と読んでいくつもりですが、
面白い書籍が多いとの評判なのでとても楽しみです。

2051年、管理社会が進む欧州を舞台にした物語。
温暖化の影響からか外出が難しくなった世の中で、
人々はバーチャルリアリティの世界で生活している。
イルカが作る音楽で人々は癒されていたが、
実はその作成過程には残酷な秘密が隠されていた・・・

タイトルからは自然ドキュメンタリー系を思わせるが
実はディストピアもの。
The Giverを思わせる世界観ではあるが、もっと希望を
持てる感じに仕上がっています。

英文は非常に読みやすく、YL5とありますが、実感としては
3から4程度。サクサクとテンポよく読めます。

 
おすすめ度:★★★★★
YL:4.0〜5.0
語数:23,267語 

これまでの合計で107万語 達成です。 
 
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

多読シリーズ。
Lois LowryのThe Giverです。
Holesに続いて、児童文学の作品。

HolesもこのThe Giverもそうなんですが、ニューベリー賞という
児童文学の賞を受賞している作品です。

ジュブナイルということで、英文自体は簡潔で分かりやすいが
難しい単語がチラホラと出てくる。
でも全体的に見れば、優しめかと思います。


犯罪や飢えがなく、一見ユートピアのようなコミュニティで暮らす人々。
徹底的に管理された画一的な社会の奇妙さや恐ろしさを描く。
ジャンルとしてはSFファンタジーになるのかな。

主人公のジョナスは12歳で職業を与えられ、コミュニティで
唯一の"記憶を受け継ぐ者"(The Receiver)の後任者に任命される。
The Receiverは前任者(The Giver)から全世界の記憶を受け継ぎ、
社会が画一化される前の記憶や感情を取り戻していく。
管理社会によって失われたものを知り、ジョナスはどういった
行動を起こしていくのかが見所。

面白い、というかとても深い話でした。児童書としてはちょっと
重すぎるくらいの、非常に考えさせられる内容。
大人が読んでも十分楽しめます。またいずれ読み返したい一冊。


おすすめ度:★★★★★
YL:6.0
単語数:43,261語。

これまでの合計で96万語達成です。
いよいよ100万語が見えてきましたね。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

多読シリーズ。
今回読んだのは、James P. HoganのInherit the stars(星を継ぐもの)です。

学生時代に翻訳版で読んで衝撃を受けた一冊です。
英語をはじめてから、いつか原書にトライしようと思っていて、
ようやくその機会がやってきました。

Kindle向けのデータを無料でダウンロードできるサイトが
あったので、そちらから入手しました。

Baen Ebooks
http://www.baenebooks.com/p-584-inherit-the-stars.aspx


時は近未来、月の探査中に宇宙服を着た遺体が見つかるが、
検査をすると死後5万年の遺体であることが分かる。
果たしてこの遺体と人類とのつながりは・・・?

ジャンルとしてはSFミステリーです。
SFの体をしていますが、内容は本格ミステリー。

やはりSFなので専門用語や造語が多くて、少し読みにくい
ところはあるが、慣れてくると、話自体が面白いので
どんどん読み進められます。
ひとつ新しいことがわかると次から次へとまた謎が出てくる。
ラストまで目が離せない。そして、最後の一行がまたいいのよね。


おすすめ度:★★★★☆
YL:8.0
単語数:67,500語

これまでで64万語達成です。


にほんブログ村 英語ブログ 英語学習記録へ

にほんブログ村
 
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

多読シリーズ。今回はPenguin Readersからの1冊。

IMG_2662

 有名なSF映画「2001年宇宙の旅」の原作。
ストーリーとしては、執筆当時の近未来(=2001年)、月面で明らかな人工物が発見され、人類以外の知的生命体の存在が証明される。そしてその人工物はある惑星へ向けて電磁波を発しており、その発信源へ向けて宇宙の旅へ出るが、そこで待ち受けているものは・・・というSFサスペンス(でいいのかな?)です。

SFモノは日本語でもその場面をイメージするのが難しいケースもありますが、英語だとさらに分かりにくいところがありますね。そういう意味だと、SFは多読の初歩としては少し荷が重いかもしれません。しかし、ストーリー自体は面白いので、あまり細部は気にせずに読み進めていけば、けっこうサクサクと読み進められます。

ちなみに、読み終えた後に映画版の「2001年宇宙の旅」を見ました。映像はキレイでしたが、セリフが少なく、噂通りの難解さでした。書籍で読んでいたので、ある程度意図を理解できましたが、あの映画だけを見て内容を理解するのはけっこうつらいかもしれません。

おすすめ度:★★☆☆☆
Peguin Readers Level:5
単語数:24,861語 

これまでの多読で、22万語達成です。


にほんブログ村 英語ブログ 英語学習記録へ

にほんブログ村
 
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

多読シリーズ。今回もMurder On The Orient Expressに続き、ルビーブックスからの1冊です。



Daniel Keyesの名作。知的障害を持つ主人公が知能指数を高める手術を受けて天才となる。知識を得る喜びに満たされるも、反面、今まで知らなかった多くの苦悩を抱えていくというストーリー。考えさせられる内容になっています。

学生時代に翻訳版で読んで面白かったので、チャレンジしてみた。今回も難しい単語や表現にはルビで訳が振られているので、それほど苦労せずに読めます。300ページ近くあるので、途中で中だるみして挫折したりもしましたが、物語に集中できてくると一気に読み進められました。1960年代に書かれた本ですが、今読んでも十分に面白いです。

もし、ルビなし原書でトライしようという人にアドバイス。序盤は作者の意図的な誤字・脱字が多いため、読みにくいです。そして、賢くなってからもまた、小難しい単語が多く出てくるため、読みにくいです(日本語ルビが振ってあってもよくわからないという・・・)。

おすすめ度:★★★☆☆
YL:7.5
単語数:83,309語

これまでの多読で約20万語達成です。
目標は100万語なので、まだまだ道のりは遠いです。


にほんブログ村 英語ブログ 英語学習記録へ

にほんブログ村
 
 
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

お盆の時期の1週間、アメリカはサンフランシスコへ出張に行ってきました。忘備録として、日常会話編とビジネス編で少し振り返っておきます。

<日常会話編>
空港での入管、タクシー運転手との会話、ホテルのチェックインなど、海外旅行でありがちなシーンではかなりスムーズにやりとりができたと思う。もちろん100%聞き取れるわけではないので、ときどき聞き返したりはしたけれど、コミニュケーションとしてはおおむねOKだと思っています。特に帰りの空港へのタクシーでは、運転手の方がおしゃべり好き、かつ、昔 日本に数ヶ月滞在していたことがあり親日家ということもあって、20分ほど道のりをずっとおしゃべりしていました。とりあえず旅行で英語圏に行くなら、なんとかなる、という自信がつきました。

<ビジネス編>
日常会話と異なり、相当聞き取れなかったというのが本音。この日常会話との落差はいったいなんなの?と思いました。
今回の一緒に仕事をした人たちは、アメリカ人、ドイツ人、オランダ人、イタリア人、インド人などいろいろな地域から人が集まっていました。初日は、アメリカ人以外が話す英語が聞き取れなくて苦労しました。特にインド人の英語は英語に聞こえなかったなあ。でも数日も過ぎれば少しは慣れたのかマシにはなったけれど。
主な要因は以下だと思っています。
・非アメリカ人の話す英語は訛りが強い(もちろん日本人も含む)
・専門用語(IT用語)を多用していた
・必ずしも、TOEICリスニングのようにクリアな発音でしっかりした文法の英語を話すわけではない
・ディスカッション等、複数人が一斉に話し出す

自分ひとりだけあまりにも英語レベルが低くて、話の内容についていけないために、話に参加するのも難しく、前半は無口になっていました。でも途中から、せっかく日本から来ているのに話さないのももったいないなあと思って、ディスカッションには口出し出来ないけど、個人的に1対1で話しかけるという戦法をとりました(1対1ならそれなりに聞ける話せる)。


唐突ですが、まとめです。
なにはともあれリスニングが大事!聞けないことには話にならない、というのがよくわかった。
そして今なら分かる。TOEICリスニングの英語はゆっくりでクリアな発音だ。オンライン英会話の先生の話す英語は、めちゃくちゃ手加減してくれてるし、日本人の話す訛った英語もよく聞き取ってくれる。実際に使われる英語は、早くて曖昧でいい加減(に聞こえる)。そして日本人の訛った英語は通じない。もっと発音も磨く必要があると思った。

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

↑このページのトップヘ